繋留流産掻爬手術後の経過

掻爬手術術後経過 妊活

妊娠9週で繋留流産をしました。

そして繋留流産掻爬手術を受けました。


想像以上に肉体的にも精神的にも苦痛を伴った掻爬手術でしたが、手術をして終わりではありません。元の身体に戻るまで無理は禁物。
術後どのような経過を辿ったのかまとめていこうと思います。

術後投薬中の経過

術後は感染症予防のための抗生剤と子宮収縮剤を5日分処方され、その薬を飲みながら生活して1週間後に術後検診を受けることになっていました。
これ以降生々しい表現も出てきますので、苦手な方は閲覧をお控えください。

術後1日目
出血量は少なかったのですが、ずっと下っ腹に鈍痛を感じていました。悪阻症状が無くなったので、軽い散歩をしたり回転寿司へ行ってお寿司をたらふく食べたりと日常が戻ってきてはいました。

術後2日目
処方された薬が効いているのか下っ腹の鈍痛は続いています。出血量も増えて生理2日目と言った感じでした。ただ鮮血だったのでそこがちょっと気になる点ではありましたが、病院に相談することはありませんでした。

術後3日目
歩くと下っ腹が痛くなりました。血流が良くなるからでしょうか? 出血量は多めで相変わらずの鮮血でした。

術後4日目
腹痛は治まったものの腰痛と頭痛が悪化します。出血量は多めでレバー状の塊が混ざる事もありました。

術後5日目
出血量は生理3日目の感じで少し減ってきました。色はやはり鮮血に近くいつ出血が治まるのか心配になりました。

術後は基礎体温も毎日計っていましたが、36.5~36.7の高温期の体温を行き来している状態でした。いつ身体が元に戻るのか焦りと不安に襲われる日々でした。

投薬終了後の身体

処方された薬を飲み終わると、急に出血量が少なくなりました。子宮収縮しなくなったからでしょうか。それにしても急激な変化だったので不安になりました。

そして時を同じくして偏頭痛を発症します。何年かぶりの激しい頭痛で吐き気を催し悪阻が復活したのかと思ってしまうほどでした。

また、術後から胸の張りが増していて、お風呂の時に見てみると母乳のような白濁した液体が滲んでいました。流産するとそれを出産だと身体が勘違いすることがあるようですが、まさにそんな状態でした。
心だけではなく身体も混乱している様子に悲しい気持ちがまた再燃しました。

術後検診

術後1週間の検診の時もまだ少量の出血が続いていましたが、予定通り内診してもらい、子宮内部の残留物は綺麗に無くなっているのを確認できました。
次の妊活開始は2回の生理を見送った後です。
1周期が長い私にとってはもどかしい期間。この時34歳を過ぎてしまい高齢出産と言われる年齢35歳を目前にして焦る気持ちがありました。
そんな気持ちを見越してか、担当の先生に「近いうちに妊娠できることを祈っていますからね」と優しい声をかけていただきました。
ちょっと泣きそうになりました。

これで通院も終わりです。

術後の生理周期

最初の生理は術後37日目に来ました。
2日目と3日目の経血量は人生最大でした。手術後だからなのか、体質が変わってしまったからなのかはわかりませんが・・・

術後2回目の生理は最初の生理からさらに31日後に来ました。

1周期が長めな私にとってはとても長く感じた期間でした。
この待機期間は水子供養をしたり、生活態度の改善を考えたりとそれなりに有意義に過ごせた気がします。
それでもやはりいつも心のどこかに焦りの気持ちはありました。

焦る気持ちのまま、妊活を再スタート。
結果、4周期で妊娠し出産することができました。
妊活成功周期について詳しくまとめたので、どなたかの参考になればうれしいです。

コメント

  1. […] 繋留流産掻爬手術後の経過想像以上に肉体的にも精神的にも苦痛を伴った掻爬手術でしたが、手術をして終わりではありません。元の身体に戻るまで無理は禁物。術後どのような経過を […]

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