妊娠9週で繋留流産した時の話をまとめています。
流産確定した時のエピソードはこちら
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繋留流産をすると、亡くなってしまった胎児の自然排出を待つか掻爬手術を受けるかになってくると思います。
自然排出は激しい腹痛を伴ったり大出血をしたりするというリスクもあるようなので、私の場合は繋留流産の診察を受けた瞬間に医師には掻爬手術をすすめられました。
流産という現実を目の当たりにしてただでさえ頭の中が真っ白な中、手術の説明を聞き日程の予約を取るというのは精神的負担がとても大きく感じました。
それでも悲しみをこらえて翌週には掻爬手術をする予約をとり、当日は夫に仕事を休んでもらい送迎を頼むことにしました。
掻爬手術前日の前処置
掻爬手術前日、子宮口を広げるための処置を受けました。ラミナリアという棒を入れるらしいのですが、想像していたよりも少し痛くて顔をしかめました。声が出る程の痛さではありませんでしたが、辛かったです。
処置後は帰宅して普段通りの生活を送るのですが、重い生理痛のような鈍痛がずっとしていて眠りにつくまで腹痛と戦っていました。
ラミナリアについてググってみると、悲鳴をあげる程激痛だったとか全く痛くなかったとか、様々な感想が溢れているようです。
痛みの感じ方は人それぞれですし、医師の技術力によってもかわってくるのかもなと思いました。
掻爬手術当日
一般診療が始まる前の手術だったので、病院へ到着した時にはまだ患者さんがいませんでした。妊婦さんがたくさんいる中を通り抜けていくのはやはり心が痛くなるので、早い時間の手術で良かったなと思います。
病院へ到着したら息つく暇もなく手術室へ通され即手術が始まりました。
点滴をつけて、肩に注射をして(確か鎮静剤だったと思います)、膣に器具を挿入します。この器具挿入が声を上げるほどの激痛でした。
それでもなかなか麻酔は入れてくれず、ものすごい勢いで液体を流し込んで洗浄。この洗浄もまぁまぁ痛かったです。
変な汗をたくさんかいたところでやっと麻酔薬を入れてくれました。
そして20分後、手術が終わった瞬間に「終わりましたよ~」と叩き起こされたのですが、本当に”終わった瞬間”だったので意識が戻った瞬間お腹に激痛を感じました。
何かで引っ掻き回されるような激痛に10分程もだえ苦しみました。
3時間程横になってから先生の診察を受けて、1週間後に再び受診の予約をして帰宅。この日は麻酔のせいかずっと身体が怠く、ほぼ横になって過ごしました。
そして、私はこの先また妊娠できるんだろうか、、、妊娠しても出産までたどりつけるのだろうか、、、と心配してもどうしようもない感情が頭の中をぐるぐる巡っていました。
そんな気持ちとは裏腹に、手術によって残っていた悪阻の症状がすべて消えて食欲だけは妊娠前の状態に戻っていました。
長くなったので、術後経過は次回にまとめます。
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