妊娠9週で繋留流産

妊活を初めてすぐの頃、基礎体温データをもとにした自己流タイミング法で妊娠しました。
ただ、体温だけで見ると高温期に入ってから3日後のタイミングだったので、完全に失敗した周期だと思っていたのです。
だから妊娠しているとわかった時には驚きの方が大きかったです。

妊娠経過
繋留流産の前兆
繋留流産したときの心の変化

妊娠経過

妊娠判明前、引っ越しや長時間のフライトでかなり身体に無理があるようなことをしていました。生理予定日が近づくにつれ胸焼けが酷くなってきたのですが、体調を崩しただけだと思っていました。

5週目・・・妊娠が判明　胎嚢も確認できました
6週目・・・心拍確認
8週目・・・順調に成長し心拍も再確認　悪阻も酷くなりました
9週目・・・たった2週間で悪阻が軽くなったように感じました
10週目・・・繋留流産確定します悪阻の軽くなった9週でなくなっていたようです。

繋留流産の前兆

妊娠8週目で日を追うごとに酷くなっていった悪阻でしたが、9週に入ってある日突然症状が軽くなりました。それが前兆だったのかその時に亡くなったのかは定かではありません。あれ？急に楽になったな。おかしいな？と思った時に病院に行ったとしてもおそらく結果は変わらなかったと思いますが、悔やまれました。

初期の流産は遺伝子異常により育たなくなったためであることが多いと聞きますが、長時間飛行機に乗ったり引っ越しでいつも以上に体力を使ったりしたことが影響したのではないかと自分を責めました。

繋留流産したときの心の変化

流産の診断を受けて自宅へ帰った後は想像以上に喪失感で落ち込みました。
夫が悲しんでいる姿を見て更に悲しくなり、何より初孫ができた知らせを喜んでくれていた両親へ流産の報告をしなければならない事に胸が苦しくなりました。
人の前(もちろん夫の前でも)では泣かずに平静を装っていましたが、独りの時間ふとした瞬間に辛くなりました。
何より年齢の事を考えると、手術してまた妊娠できる身体になって次いつ妊娠できるのだろうと、気持ちばかり焦ってしまっていました。

そしてなぜかその時、私の周りは妊娠ラッシュで皆順調に安定期を過ぎていったのに「なぜ私だけ・・・」という情けない気持ちもわいてきてしまい、人間として醜い感情だなと自己嫌悪に陥っていた記憶があります。

実際の繋留流産掻爬手術についてはこちらにまとめました